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- 「海を飛ぶ夢」(映画)(02/24)
- 本好きな子供にするには(01/27)
- プロデューサーズ(01/14)
- 青梗菜の旨煮(01/10)
「海を飛ぶ夢」(映画)
2012.02.24(12:52)
CSでたまたま始まるところだったので見ることにした。聞いたことのあるタイトルだな、くらいの認識で、どんな映画か知らずに見始めたのだけれど、
すぐにひきこまれてしまった。
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事故のため首から下が動かない状態になって26年もの長い時間を過ごした男性が、
自らの尊厳死を求めて裁判を起こす。
舞台はスペイン。実話をもとに作られた映画だそうだ。
彼が夢の中で、寝たきりのベッドの部屋の窓から飛び出し、
海へと向かって低空飛行するシーンは哀しくも美しい。
プッチーニのアリアもそのシーンによくあっていて、とても印象的だ。
尊厳死はとても難しい問題で、簡単に是か非かなんていえない。
それでも、26年も自分が尊厳のある生き方をしていないと耐えてきた人に
「あなたの命はあなたのものだけじゃない」とか簡単には言えないと思う。
だけど、良いことをしているつもりで、本人に向かって得々と
そういうことを言える人っているんだよね。
悪意のない人の言葉が、ものすごい毒を持って突き刺さる。
その感じが、なんとも痛くて仕方ない。
見ている間中、感情を触られている感じ。
観終わってからもいろいろ考えてしまう。
重いテーマなのに不思議と後味が悪くないのは、主役を演じた人の力量なのだろう。
すごい映画だ。
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本好きな子供にするには
2012.01.27(10:24)
本のブログだというのに、本の話題での更新がすっかり止まっている。お恥ずかしいことに、このところ読書ペースが月にせいぜい2-3冊。
しかも手に取るのはエッセイとか評論、対談集などばかり。
小説を殆ど読んでいない。
なぜこんなに読書ペースが落ちてしまったのか、それは別の話だけれども
ブログの更新については記事にするネタもない
というのが正直なところ。
そして、ふと思った。
そうえば、この頃娘たちも本を読んでいない。
考えてみれば、このブログで本の記事を月に10も20もアップしていた頃、
彼女たちもかなり本を読んでいた。
私が自分用に用意したものを拝借して読むこともあれば
学校で借りたり、本屋で自分で見つけてねだることも多かった。
2人とも けっこうな読書量だったし、
そのころ読んだものは良い栄養になっているようだ。
いまでも彼女達が、何の苦労もなく国語で点数を取れるのは
多分そのころの貯金があるからだろう。
だけど、私の読書ペースが落ちたら子供の読書習慣まで消えてしまった。
親の態度が子供に反映されている。
なんなんだ。
先日読んだ河合隼雄さんの 「子どもと悪 (今ここに生きる子ども)
子供には、本を用意して「さあ読め」と促したって無理。
親は、本を鍵付きの書棚にでもしまっておけば良い。
子供は必ず親の目を盗んで本を読むから。
と書いてあった。
押し付けてもだめだけれども、
親が楽しんでいるもの、大事にしているものであれば
子供はおのずと興味を持つ ということだろう。
要は、子供に本を読ませたいと思ったら
親が本好きで読書を楽しめば良いってこと。
以前から、なんとなく分っていた事だけど、
自分の読書量が減って子供が読まなくなって実感を深めるとは
かなしいことだ。
時間を作る工夫をして自分の読書習慣を取り戻したい。
プロデューサーズ
2012.01.14(22:13)
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なんの予備知識もなしに、たまたまつけたWOWOWで見た。
タイトルも知らなかった。
出ている役者さんも知っている人がひとりもいなかった。
でも、大当たりだった。楽しい映画だ。
ミュージカルだからストーリーは単純。
ブロードウェイを舞台にしたコメディだ。
かつては大物だったがいまや落ち目で金策にきゅうきゅうしているブロードウェイのプロデューサーが
冴えない会計士と組んで一攫千金の詐欺を企むお話し。
パトロン役の大勢の老女の踊りや歌とか、ゲイの舞台監督とか、超絶セクシーなスエーデン人美人秘書など
まわりを固める面々も個性的でにぎやかだ。
見終わって、やっぱミュージカルもいいなあ。って、心から思った。
青梗菜の旨煮
2012.01.10(15:49)
材料(4人分)青梗菜 3-4株 ざく切り
人参 2分の1本 短冊切り
エリンギ 2ー3本 短冊切り
ほたて貝柱2-3個 薄切り
しょうが ひとかけ みじん切り
調味料
ごま油小さじ1
塩小さじ1
砂糖小さじ1
コショウ少々
中華スープ2分の1カップ(スープの素をお湯で解く)
水溶き片栗粉適宜

(材料を全部切ったところ)
1・フライパンにごま油小さじ1を熱ししょうがのみじん切りを炒める。
2・香りがたったら人参を加え1分ほど炒めたら青梗菜の茎、葉の順に入れ
塩小さじ1を振りいれ炒める。
続けてエリンギ、ほたても加えざっと炒めたら中華スープ2分の1カップを加える。
3.砂糖、コショウ、塩(分量外)で味を調え最後に水溶き片栗粉でとろみをつける。
できあがり。
