小川糸

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食堂かたつむり

2008.08.25(20:20)
筆者は、音楽関係で活動している方なのだそうです。
どうりで、帯の推薦文にミュージシャンの名前が並んでいると思った(笑)。

食堂かたつむり食堂かたつむり
(2008/01)
小川 糸

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ひとりの女性が、大好きな料理を通して、幼い頃からの母親との確執や失恋を乗り越え自身のアイデンティティを確立してゆくお話です。
平易な言葉使いであっさり淡々と物語を進めてゆく文体が、どこか吉本ばななさんや小川洋子さんを思い出させました。
また、物語中にふんだんに出てくる いろいろな料理の調理法や素材の丁寧な扱い方の描写から、作者は本当に食べる事や料理が好きで大事に思っているのだろうなと感じました。
それは、まるで「あなたのために」(末尾に紹介アリ)の辰巳芳子さんのようで。

つまり、とても女性らしさを感じる一冊 でした。

ところで、あっさりと柔らかな文体や、食べ物についての細やかな描写といった評価と、小説としての満足度、納得度は、別 といいますか、私は、少なくとも一箇所 激しく違和感を覚えるシーンがありました。
それは、ペットの豚「エルメス」に関してで、この部分には首をかしげた方が もしかしたら多かったのではないでしょうか。

作家としての視点や考えと、読者の共感度や納得度。
そのかねあいを考えたり折り合いをさぐってゆく というのは難しいことなのかもしれませんが。



あなたのために
誰かのために、ていねいに心を込めて料理を作りたくなるレシピ本です。

あなたのために―いのちを支えるスープあなたのために―いのちを支えるスープ
(2002/08)
辰巳 芳子

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