伊坂幸太郎

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モダンタイムス

2009.02.15(10:15)
モダンタイムス (Morning NOVELS)モダンタイムス (Morning NOVELS)
(2008/10/15)
伊坂 幸太郎

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正直いって、「肌に合わない」というのが、読み始めたときの感想。
拷問とか痛いのとか本当に苦手。
フィクションの世界で、なんで爪をはぐとか?そんなイタイことを想像せにゃならんのか と思ってしまう。
なので、はじめの数ページでさっそく挫折しかけました。
でも、主人公があわやの場面で難を逃れたので、気を取り直して再び読み始めたんですけど、でも、でも、不倫とかも本当にキライなんですよ。
なので、せっかく気を取り直したものの本当に主人公が不倫していたんだとわかった瞬間、また読むのを挫折しそうになりました(笑)。

ところが、さすが。すごいです、伊坂マジック。
ここまで読んじゃったらもうストーリーにすっかり引き込まれて、途中で止めるなんて できるものじゃございません。
私がわるうございました。はじめに悪口書いちゃってホントごめんなさい。
中盤からラストまでは本当にイッキ読みでした。

筋立ても良いけれど、登場人物たちに託されて語られる人生観も良いですね~。

人の一生なんて大きな流れで見れば歯車の一部のようなもの、
歴史に残るような人物だって、時代の流れの中でひとつの役割を果たすため必然的に現れた歯車の一部に過ぎない
しかし、自分の人生が大きな流れの中の歯車の一部だと割り切って、与えられた役割や仕事をこなすだけでは、気持ちのたどり着く先は虚無にしかならない、
大切なのは、いま目の前にあることに一生懸命であること

こんな感じでしょうか、まとめかたが間違ってたら申し訳ないですが。

「モダンタイムス」はいわずと知れたチャップリンの映画のタイトル。
他にも、お話し中には「独裁者」や「ライムライト」の引用場面が出てきます。

子供の頃見たっきり。
あの頃はどこが良いのかさっぱりわからなかったチャップリン。

そうだ、もう1度チャップリンを見てみなくちゃ。
ふつふつと、そんな気持ちにもなりました。


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死神の精度

2008.05.06(14:33)
死神の精度死神の精度
(2005/06/28)
伊坂 幸太郎

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この本で語られる死神のお仕事とは、ある候補者が死(事故死や不慮の死など自然ではないものに限る)を迎えることが妥当であるか否かを調査すること。
その調査は、死神に相応しくそのときどきで都合の良い姿かたちに扮して行われるのですが、具体的には数日間候補者と会話をする という死神らしからぬ実に人間的な手法で行われます。

主人公の死神千葉(人間界での仮名)が調査する候補者は、性別も年代もさまざま。
悪事に手を染めているものもいれば、はじめての恋に胸を膨らませる若者もいます。

そして、そのそれぞれに千葉(仮名)が出す判定は、読み手の期待に沿うものとは限りません。
死神基準の「可」や「不可」は、人間の感情や都合を理解も考慮もしないものなわけです。

現実の世界で理不尽な痛ましい死と私達が感じるものはいくつもあり、そのようなときに、私達は不運とか不条理とかタイミング、偶然、という言葉で人間の力の及ばない大きななにかをあらわし、傷ついたり怖れたり嘆いたり悲しんだりしています。

この本を手に取ったとき、タイトルの「精度」はどんな意味なのだろう?と思ったのですが、伊坂さんは人智の及ばない「なにか」に死神というキャラクターを与えることによって、読み手にその仕事の精度を検分する特権をプレゼントしてくれたのだと思います。
これはフィクションならではの醍醐味といえるのではないでしょうか。



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ゴールデンスランバー

2008.03.30(12:31)
ゴールデンスランバーゴールデンスランバー
(2007/11/29)
伊坂 幸太郎

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3冊目にして、伊坂 幸太郎さんの本を掛け値なしに面白いっ!と思いました。

そういえば、最初に読んだ 陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫) も最後まで飽きさせず読ませたし、2冊目に読んだ 重力ピエロ (新潮文庫) なんか、DNAの二重らせん構造絡みの謎解きとかがすごく私好みで(ついでに春くんも私好みだった^^;)、最後までイッキ読みだったのだ。

それなのにこの2冊がイマイチむむむ・・・で終わってしまったのは、多分 私にはラストがおおいに不満だったからなのだろう。

「ゴールデンスランバー」で堪能した見事な文章の組み立て方やテンポの良いストーリー展開などは、前2作でもきっちり発揮されていたのだったとあらためて気がつきました。

ところで「ゴールデンスランバー」は、ビートルズの曲の題名。
同じようにビートルズが本のタイトルに使われているといえば ほかには私は「ノルウェイの森」しか知らないけれども、もっとありそうな気がします。
・・ご存知の方がいらっしゃったら、ぜひ教えてくださ~い

  陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)  重力ピエロ (新潮文庫)

  ノルウェイの森 上 (講談社文庫)  ノルウェイの森 下 (講談社文庫)

     
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