2008年11月

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  2. 虚空の旅人(11/16)
  3. 流星の絆(11/10)
  4. ロスノフスキ家の娘(11/09)
  5. 夢の守り人(11/07)
  6. パコと魔法の絵本(11/04)
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虚空の旅人

2008.11.16(21:52)
おなじみ「守り人」シリーズの第4弾です。

虚空の旅人 (偕成社ワンダーランド)虚空の旅人 (偕成社ワンダーランド)
(2001/07)
上橋 菜穂子佐竹 美保

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タイトルが「・・・の守り人」ではなく「・・・の旅人」に変わっていますね。
主人公もこれまでのバルサに代わり新ヨゴ皇国皇太子チャグムに変わっています。
一作目から読んできた読者にとって、これまで馴染みの登場人物はチャグムと若き星読み博士シュガのみです。
また、お話の舞台となる南の国サンガルは、読者にとってまったくはじめての土地です。

ということは。

新たに登場するひとびとは魅力的だし、14才になったチャグムの成長ぶりを読むのもとても楽しいのですが、バルサの活躍しないお話はイマイチさみしくて物足りない。

正直、物語の序盤で、今回はバルサは登場しないのね と察したときはそんなふうに感じていたさーにんです。。。

が、読み進めるうちに、その感じ方が間違いだということが おのずとわかってきました。
バルサは、たしかに、チャグムが思い出を語るほんの少しの部分を除いて今回の物語にはまったく登場しないのですが、いないのに、その存在感が物語りを覆っています。
それは、バルサがチャグムの人生に大きな影響を与えた人だから、チャグムの言動のはしばしに バルサを感じる ということで・・・そう感じさせる筆者の力量には うなるばかり。

そして、チャグムをはじめ今回の物語の主要人物たちがそれぞれの思惑に沿って行動した結果一点に集まり、たたみかけるように事件が終焉を向かえるクライマックスは、息をするのも忘れるくらいの面白さでした。

ところで。 美しく聡明なサンガル帝国の姫サリーナとチャグムは なかなか良い感じ でしたが、今後なにごとか進展するのでしょうか。 
次回以降はそのへんも、ちと楽しみです。

関連記事  精霊の守り人 闇の守り人 夢の守り人 流れ行くもの


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流星の絆

2008.11.10(18:31)
流星の絆流星の絆
(2008/03/05)
東野 圭吾

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一気読みでした。
特に導入部は素晴らしく、3兄弟のほほえましい夜中の冒険が一転して悪夢の悲劇へと展開していくさまにグイグイひきつけられました。
こういうのを 掴みはじゅうぶん とかいうのでしょうか(笑)

お話は、強盗殺人事件によって1度に両親を失った3兄弟が寄り添い成長し、大人になって親の仇を発見。アンダーグラウンドな手を使って、自分たちで犯人を追い詰めてゆく というストーリーです。

悪事に手を染めた主人公 という設定には重苦しい結末がつきものですが、最後に予想外のどんでん返しもあり、爽やかで納得できる結末になっているところも すごく良かったです。

現在放映中のテレビドラマの方は、クドカンの演出ということもあり二宮君のキャラクターもあって、原作からは考えられないくらい明るい雰囲気の作りになっていますが、あの結末あってのドラマの明るさ と思えます。
原作の本は一気読みしちゃいましたが、ドラマはまだまだ続くので この先も楽しみです♪

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ロスノフスキ家の娘

2008.11.09(13:48)
アメリカで ついに黒人の大統領が誕生しましたね。

歴史的な出来事として、また国際関係の重要な位置を占める相手国として、日本でも大きく取り上げられています。
が、今回は大統領選そのものより民主党予備選の方が多く話題に登っていたように思います。
これまで予備選の様子が日本でこんなにニュースになった記憶がなく、うっかりこれが大統領選なのかと勘違いしそうな報道振りでした。
やはり、民主党の有力候補の2人が、かたや女性、かたや黒人ということで注目度が大きかったのでしょうか。

で、ニュースに映し出される候補者の熱のこもった演説ぶりや、まわりを取り巻く支持者の熱狂ぶりをながめながら、日本人にはアメリカの議会制度はなじみがなくわかりづらいなあ と、ぼんやり考えていて思い出したのが、ジェフリーアーチャーの長編「ロスノフスキ家の娘」。
20年ぶりくらいに引っ張り出して再読しました。
わくわく興奮しながら一気に読んだ記憶が蘇り、今回も一気読み。
ジェフリーアーチャーは やっぱり面白い。



「ロスノフスキ家の娘」は、ひとことで言えば「女性のサクセスストーリー」。
知性と才能と美貌に恵まれ、類稀なる意志の強さを持ち合わせた女性主人公フロレンティナの誕生から一代でファッションショップの大手チェーンを築き上げ、のちに政界に飛び込み、大統領候補へとステップアップしてゆく人生をドラマティックに描きあげています。

特に、フロレンティナが政治の世界を舞台に活躍する物語後半は、アメリカの議会制度にわかりやすく触れることが出来ます。
それどころか、今回ニュースで見た候補者演説の熱狂ぶりは まるでそっくり物語の再現のようでした。
物語には そこへ到るまでの駆け引きやスタッフの活動など、ニュースでは見えない部分がたっぷり詰まっていますから、実際のニュースの候補者たちの見えない努力なども想像できて面白いです。

それから、感慨深く感じたのは、訳者のあとがき。

「女性の大統領候補などという荒唐無稽になりがちなストーリーが、作者の知識と力量によって、まるでノンフィクションを読むような緊迫感あふれる仕上がりになっている」(大意)

ストリーテラーとしてのジェフリーアーチャーを評価する文章ですが、「女性の大統領候補」が荒唐無稽なアイディアだと思われていたのはいつのことだと思います?

あとがきが書かれたのは1983年。
25年前には、フェミニズムが定着した土壌であっても、女性の大統領など荒唐無稽だと思われていたのですね。
いったい誰が、25年後に女性と黒人が大統領候補になるためしのぎを削り、黒人の大統領が誕生すると想像できたでしょうか。
事実が人間の想像力をはるかに上回る。面白いなあと思います。


なお、本書はジェフリーアーチャーの別の長編小説「ケインとアベル」と姉妹本のような関係になっています。
本書の女主人公フロレンティナ・ロスノフスキの父親は「ケインとアベル」の主人公アベル・ロスノフスキであり、フロレンティナの子供時代を描いた物語の前半部分は「ケインとアベル」と視点違いで重なるつくりです。
当然両方読むと面白さ倍増なのですが、残念なことに「ロスノフスキ家の娘」はいまや廃刊。
「ケインとアベル」だけ残っているというのは納得いかないですね。


ケインとアベル 上 新潮文庫 ア 5-3ケインとアベル 上 新潮文庫 ア 5-3
(1981/05)
ジェフリー・アーチャー

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夢の守り人

2008.11.07(07:31)
夢の守り人 (偕成社ワンダーランド)夢の守り人 (偕成社ワンダーランド)
(2000/05)
上橋 菜穂子二木 真希子

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「精霊の守り人」「闇の守り人」に続くシリーズ3作目です。

今回も主人公は短槍使いの女用心棒、バルサです。
物語は、人の見る夢を糧に育つといわれる花をめぐって展開します。

誰しも、つらい現実にもがいているときには、夢とわかっていても覚めて欲しくない甘美な夢に浸る眠りを願うことがあるもの。
そんな眠りに人を誘う異界の妖しい花と、その花の眠りに絡めとられた人々をバルサやタンダは はたして助けることができるのでしょうか。

自らの若かりし頃の体験を披露し、2人を積極的にサポートする大呪術師トロガイをはじめ、一作目で永久の別れかと思われた皇子チャグムや、新ヨゴ皇国の星読博士シュガ、さらに「精霊の守り人」でバルサと死闘を演じた帝の隠密らも登場し、新たな関係を築きつつ「花」に挑んでゆきます。

一作目からシリーズのファンになった人には、オールスターぞくぞく登場って感じでたまらないワクワク感があると思います。
今回も一冊で独立した物語になっており、この本だけを読んでもきちんと完結する作りではありますが、少なくとも一作目の「精霊の守り人」を読んでから取り掛かったほうが、面白さは倍増すると思われます。

特に、今回踏んだりけったりの目にあいつつ大活躍のタンダに私の目は釘付け。
あーやっぱり。なんて懐が大きくて優しい良いヤツなんだと改めて見直しちゃいました。


関連記事  精霊の守り人 闇の守り人


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パコと魔法の絵本

2008.11.04(18:24)
先日、映画「パコと魔法の絵本」を次女と見に行ってきました。

パコ

いやあ、すごく良かったです。
映画館で映画を見たのが久々だったせいもあるかもだけど、ひとつの映画の中で、これほど涙と笑いを交互に誘われる映画って稀な気がします。
CG多用の映画のつくりとあいまって、ちょっとジェットコースター気分。
だけど、良いように泣かされたり笑わされたりするのが とても心地良く。

いっしょに見に行った次女も大満足の1本でした。
おすすめです。

ところでストーリーの中心に、パコちゃんがお母さんからプレゼントされた絵本が据えられており、映画中で何度も繰り返し読まれるのですが、この絵本ちょっと欲しいなあ と思ったら、ちゃんと発売されていました。
映画のとそっくり同じポップアップ絵本です。

ガマ王子対ザリガニ魔人―パコと魔法の絵本ガマ王子対ザリガニ魔人―パコと魔法の絵本
(2008/08)
堀米 けんじ

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パコちゃんみたいに、この大きな絵本をひざに広げて「ゲロゲーロ。ゲロゲーロ。」と何度でも読んだら楽しいだろうなあ。


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