2009年03月05日

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秘密の道をぬけて

2009.03.05(17:44)
何かの物音と怖い予感で目を覚ましたアマンダが不安を抑えて階下へ降りてみると、両親が見知らぬ一家をこっそり家に招き入れるところだった・・・


秘密の道をぬけて秘密の道をぬけて
(2004/11)
ロニー ショッター

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ドキドキする冒頭部分から一気に最後まで読ませます。
文章的にも量的にも小学校中学年くらいから読めるのではないかと思いますが、中学生の課題図書に選ばれた本だそうです。
アメリカでかつて存在した奴隷制度を扱ったお話ですので、背景や内容をよく読み取るには中学生くらいが望ましいということなのかもしれません。

当時アメリカでは、自由を求めて逃亡する奴隷を手助けする地下組織があったそうです。
アマンダの両親は、その組織の一員だったのでした。

アマンダの家にかくまわれた奴隷一家にはアマンダと同年代の少女がおり、次の逃亡先へ旅立つまでのわずかな時間の中で2人は友情を育みます。

奴隷の少女の口から語られる奴隷生活、逃亡した奴隷を探しに来た人々の奴隷への憎しみや軽蔑の態度、、、アマンダははじめて知る話に素直な感情で反応します。
奴隷制度という暗く重いテーマが、一貫して少女の目線で語られているのがとてもいいです。

はじめて奴隷一家を見たときのアマンダの反応もとても印象的です。
大人の偏見の洗礼を受けていない子供はこんなにも公平で自由なのか と、つくづく大人の責任を感じさせられました。

「あとがき」によると、当時アメリカには州が30しかなく、奴隷制度を認める州と認めない州がちょうど半分ずつの割合だったそうです。
奴隷に人権などなく、自分の所有物として使うのを当然の権利と考える人々が、国の半分を占めていたのはわずか150年前のことです。
今回オバマ氏が初の黒人の大統領として就任したことが、アメリカにとってどれほど意義深いものであるのか改めて思わずにはいられません。


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