2009年05月20日

  1. スポンサーサイト(--/--)
  2. 鳥葬の山/夢枕獏(05/20)


スポンサーサイト

--.--.--(--:--)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-) | [EDIT]

鳥葬の山/夢枕獏

2009.05.20(07:33)
鳥葬の山 (文春文庫)鳥葬の山 (文春文庫)
(1993/12)
夢枕 獏

商品詳細を見る


現代ものホラーの短編集です。

と言ってしまっていいのか?

人を喰う得体の知れないなにかの集合体で出来た家に迷い込んでしまうなんて、間違いなくホラーだと思う。

でも、高名な物理学者がウイグルの高原で羊飼いの少年と世界観についておしゃべりをするお話は素敵でわくわくしてしまい、ホラー短編集の中の一編としては間違いになってしまう気もします。
でも、その物理学者が死んだはずのアインシュタインだから、もし実は生きていたという設定だとしても100才をとっくに過ぎていることになってしまうから、やっぱりホラーかも。

土に埋められた男がいろいろなことを考えるお話では、人の思念というのはそんなふうに残るものなのかもと思い、こういう考え方は好きだと思いながら すっと読んでしまいました。
でも、土に埋められて何年もたち、既に形がなくなってしまっているか相当崩れているかだろうに、いまだに意識がその場に留まって毎日思考に明け暮れるなんて、考えてみるとかなり怖い。だって、自分が知らずに歩く道の下にそんな思念があるかもしれない。

「よく考えてみると相当怖い」というのは、やはり優れたホラーということなのでしょう。

でも、「陰陽師」シリーズの合間に読んでしまったのは失敗でした。
イマイチ現代ものへと頭が切り替わりきれず、堪能し損ねた気がします。
なんとなく、安部公房のあととかに読むのがいいかも などと思いました。


人気ブログランキングへにほんブログ村 本ブログへ
スポンサーサイト
| ホームへ |
カレンダー

カテゴリー

月別アーカイブ
ブログ内検索

RSSフィード
ブロとも申請フォーム
読書カレンダーBLACK
本好きが集まるSNS

FC2カウンター

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。