2011年10月10日

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サーカス象に水を

2011.10.10(02:05)
サーカス象に水をサーカス象に水を
(2008/07/10)
サラ グルーエン

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8月に紹介した映画 Water for Elephantの原作です。

原作を読んで、映画はかなり原作に忠実に作られていたことに気が付きました。
ただ、原作が主人公とヒロインの恋を軸に禁酒法の時代のアメリカの世相や人種問題、また普遍的な老いの悲しみなど、いろんな要素の混じりあったハーモニーを奏でるオーケストラだとしたら、映画は2人の恋に焦点が絞られたアンサンブルの印象です。
もちろん映画でもその他の要素はあったので、ロバート・パーティンソンはじめ素敵な出演者の顔や演技ばかりに気を取られた見る側の問題かもしれないけれども。

アメリカでは原作本は口コミから人気が出てベストセラーになったそうです。
禁酒法や大不況の時代に大陸横断鉄道でやってきたサーカスというのは、ことのほかアメリカ人の郷愁を誘うものだそうで、そういった理由もあったのでしょう。
日本では残念ながら知名度が低く、今のところ初版のみの出版のようです。
AMAZONでもマーケットプレイスのみの取り扱い、地元の図書館にも置いていませんでした。
私たち日本人にとって郷愁は誘わなくても、良い本には違いないので、もう少し取り扱いが増えるといいなあと思います。
映画の日本公開が決まればまた違ってくるのでしょうね。

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