スポンサーサイト

--.--.--(--:--)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-) | [EDIT]

秘密の道をぬけて

2009.03.05(17:44)
何かの物音と怖い予感で目を覚ましたアマンダが不安を抑えて階下へ降りてみると、両親が見知らぬ一家をこっそり家に招き入れるところだった・・・


秘密の道をぬけて秘密の道をぬけて
(2004/11)
ロニー ショッター

商品詳細を見る


ドキドキする冒頭部分から一気に最後まで読ませます。
文章的にも量的にも小学校中学年くらいから読めるのではないかと思いますが、中学生の課題図書に選ばれた本だそうです。
アメリカでかつて存在した奴隷制度を扱ったお話ですので、背景や内容をよく読み取るには中学生くらいが望ましいということなのかもしれません。

当時アメリカでは、自由を求めて逃亡する奴隷を手助けする地下組織があったそうです。
アマンダの両親は、その組織の一員だったのでした。

アマンダの家にかくまわれた奴隷一家にはアマンダと同年代の少女がおり、次の逃亡先へ旅立つまでのわずかな時間の中で2人は友情を育みます。

奴隷の少女の口から語られる奴隷生活、逃亡した奴隷を探しに来た人々の奴隷への憎しみや軽蔑の態度、、、アマンダははじめて知る話に素直な感情で反応します。
奴隷制度という暗く重いテーマが、一貫して少女の目線で語られているのがとてもいいです。

はじめて奴隷一家を見たときのアマンダの反応もとても印象的です。
大人の偏見の洗礼を受けていない子供はこんなにも公平で自由なのか と、つくづく大人の責任を感じさせられました。

「あとがき」によると、当時アメリカには州が30しかなく、奴隷制度を認める州と認めない州がちょうど半分ずつの割合だったそうです。
奴隷に人権などなく、自分の所有物として使うのを当然の権利と考える人々が、国の半分を占めていたのはわずか150年前のことです。
今回オバマ氏が初の黒人の大統領として就任したことが、アメリカにとってどれほど意義深いものであるのか改めて思わずにはいられません。


にほんブログ村 本ブログへ  
  ポチっとお願いしま~す!

<<しいたけの栽培♪ | ホームへ | チャップリンの「独裁者」>>
コメント
これまた、面白そうですね。
全くの勘ですが、僕の好きそうな本です(笑)
何よりタイトルにひかれてしまいます。
確かにタイムリーな時期ですし、是非読んでみたいですね。
【2009/03/05 22:12】 | MaThy #OARS9n6I | [edit]
こんばんわ
これはまたええ本を教えてくださったわあ。
ぜひぜひ息子に読ませたいです。
私も読みたいわ。
先日、宝塚でアフリカンアメリカンの方の戦前の苦労の話を見て、いろいろ思うところがある様子なの。
熱いうちにこの本も読ませたいわあ。
【2009/03/05 22:29】 | たーぼのはは #- | [edit]
先日はこちらのブログへコメント、ありがとうございました♪
すっかり遅くなってしまいましたが、その間もちらちらとお邪魔しておりました(*´-`)

なんだかすごく興味深い本ですね。
奴隷のことや人種差別のこと。普段はあまり意識しませんが、何かのタイミングに改めて意識できるキッカケになればいいなと思います。
今度探してみなくては!

それと、リンクさせていただいても良いですか?
せっかくですので(*´ー`)
【2009/03/09 10:28】 | 笹。 #x.54DoxY | [edit]
MaThyさん、たーぼのははさん、笹。さん

コメントありがとうございました。
「秘密の道をぬけて」は児童書ですので時間的にはとても早く読み終わります。たぶん1時間かからないくらいじゃないかと思いますので、機会があればぜひ手にとってみてください。
また、実在した地下組織「地下鉄道」についてはwikiにわりと詳しい記述があります。もし興味を持たれるようでしたらご参考まで。
【2009/03/11 18:24】 | さーにん #- | [edit]
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
トラックバックURL:
http://saanin.blog118.fc2.com/tb.php/196-cd2f8ab0
| ホームへ |
カレンダー

カテゴリー

月別アーカイブ
ブログ内検索

RSSフィード
ブロとも申請フォーム
読書カレンダーBLACK
本好きが集まるSNS

FC2カウンター

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。