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最悪なことリスト/トリイ・ヘイデン

2009.05.31(18:18)
最悪なことリスト最悪なことリスト
(2004/05/19)
トリイ・ヘイデン

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シーラという子」や「タイガーと呼ばれた子」で有名なトリイ・ヘイデンがはじめて子供向けに書いた物語。
小学校中学年くらいからじゅうぶん読めると思います。

知的障害を持ち、施設から里親へ、里親からまた別の里親へ。
可愛がられることなく引き取り先を転々とするデイヴィッドは、心の中で常に最悪なことのリストを更新しています。
そのリストの一位はいつも「気にかけてくれる人がいないこと」。
デイヴィッドの境遇では無理からぬことです。

そんなディヴィッドの新しい里親はひとり暮らしのお婆ちゃん。
お婆ちゃんはけして裕福な暮らしではないけれど、ディヴィッドに子供部屋をあてがい、毎日デイヴィッドのために温かい料理を作ります。
物静かなお婆ちゃんは、デイヴィッドが問題を起こしても頭ごなしに悪い子扱いせずフェアな態度で話しを聞こうとします。

安心して良い環境と見守ってくれる大人がいることで、デイヴィッドの心は徐々に成長します。
お友達を作ること、人の気持ちに気づくこと、小さな生命を可愛がること・・・


前記事に続き、障害を持った子供、保護者から見放された子供の物語になりますが、「ヒルベルという子がいた」では見ることの出来なかった幸福な結末がこの物語では与えられます。
児童向けの読み物なのでそのほうが良いと思われる方も、また、安易すぎると感じる方もいそうです。
また「シーラという子」や「タイガーと呼ばれた子」を読んで衝撃を受けた方には 物足りなく感じるかもしれません。
でも、どの子供も、安心できる環境と愛してくれる保護者を得てはじめて健やかに成長をはじめることができる、そのメッセージに間違いはない と思うのです。


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コメント
トリイ・ヘイデンの本は「檻のなかの子」(題が違うかも)というのを読んだことがあります。ずっと口を利かない男の子が出てくるんですが、その子を「24」のジャック役のキーファーサザーランドが演じていたらしい(日本未公開映画)ので興味を持って読んだんです。
誤解を招きそうですが、とても面白かったです。他の作品も読みたいと思ったのにそれっきりで(^^;)
さーにんさんの記事で思い出させていただきました~^^
【2009/06/01 10:26】 | sara #- | [edit]
障害ゆえに見放される子。傷害ゆえに親が必死で守ろうとする子。
さまざまやね。
息子の仲良しのお子さんのことふっと浮かんだわ。
どの子も宝でいっしょうけんめいやねんもん。
幸せな笑顔でいて欲しいわ。
これ読んでみたいわ
【2009/06/01 18:17】 | たーぼのはは #- | [edit]
こんばんは。

>そのリストの一位はいつも「気にかけてくれる人がいないこと」

更新されるリストの中で、変わらない最悪なこと・・・

どうしても、普段の生活でおろそかに
なってしまいますが
胸を衝かれた感じがします。

ありがとうございました。

【2009/06/03 23:32】 | きみやす #- | [edit]
saraさん

映画化されているものもあるんですね~。さすがsaraさん、お詳しい!
しかも あのジャックが演じているなんて・・・子役時代のものなのかしら?見てみたいですね。

たーぼのははさん

本当にそうですね。世界中のどの子も幸せになって欲しいです。子供は未来そのものですからね。
でも、福祉の限界ということもあるのだなあと、この本を読んでつくづく考えさせられました。難しいですね。

きみやすさん

誰かが自分を気にかけてくれていること、そう信じていられること、
大人だってこういう思いは必要不可欠だなあと思います。
おっしゃるとおり普段は忙しさに紛れてしまう事も多いですが。
【2009/06/05 12:03】 | さーにん #- | [edit]
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