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永遠を旅する者 ロストオデッセイ 千年の夢

2008.03.30(16:48)
永遠を旅する者 ロストオデッセイ 千年の夢永遠を旅する者 ロストオデッセイ 千年の夢
(2007/11/21)
重松 清

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重松清の本というだけで手に取ってしまったのですが、前書きを読んでびっくり。


なんと、同名のRPG(ロールプレイングゲーム)のために、ゲームクリエイター坂口博信氏が主人公の「記憶部分」描写担当として、重松清氏に依頼。
その結果出来上がったのが この本なのだそうです。

坂口博信氏といえば、言わずと知れた名作RPGファイナルファンタジーの生みの親。
かくいう私も、シリーズ10までは むちゃくちゃハマってやりこみました。
特に、10は好きでしたねえ。 
最後はキャラクターを育てすぎて けなげなヒロインユウナが、杖の1,2回の攻撃でボスキャラを倒してしまうほどに(爆

それはともかく。
重松清氏が担当した「記憶部分」というのがどういうことかと言いますと、このRPGの主人公カイムは不死の運命を背負った戦士なのですね。
そして、彼が生きてきた1000年のうちの ある時、ある場所、ある出来事が、夢という形で記憶の表層に浮かび上がってくる。
そのカイムの見た夢、さまざまに浮かび上がってくる断片的な記憶を描写するのが、重松清氏というわけです。

積み重なった夢の数は数十編にのぼります。
正確な数をちゃんと数えておけば良かったな と思うのですが、とにかく ごく短いエピソードが数十積み重なって一冊になっているわけです。

そして、それらのエピソードには、前後のつながりはありません。
どこから読んでもかまわない と、前書きで重松清自身が書いている通りです。

共通点は、カイムの ある時ある場所のある出来事ということ。
そして、不死ゆえに数限りなく他者の死と向き合わなくてはならない主人公を通して、重松清自身が これまでの作品の中で何度も書いている「命を見つめる」「大切な生をいきる」というテーマもしっかり込められている と思います。

どのエピソードも まるで短編とは思えない出来栄えで、心に残ります。
うまいたとえではないのですが、含蓄のある短編が次々に・・という意味で、まるでイソップ寓話のようでした。

とはいえ説教臭さなどは みじんもありませんし、RPG絡みで短編集というのは、本嫌いゲーム好きの子供なんかにもとっつきやすいかも。

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コメント
私もFF大好き^^・・・でした

実はPSしかなくてFF9までしか遊んでません
7のクラウドのが好きでしたが、今見ると画質悪すぎです
いまはDSでちまちま遊んでます

で、重松作品は「ビタミンF」がやっぱり印象に残っています
短編集は読みやすいのでこの作品、是非トライしたいです
子供に勧められるのっていいですね。
【2008/03/28 20:54】 | sara #- | [edit]
きゃー saraさん♪ FF仲間でしたか♪

あーー でもわたくし。 7だけなぜかやってないんですよねえ・・・ 
クラウドさまのお噂は そこかしこで聞いていますが、、、そうなんですよね、、画質的に、今更やるか?? ってとこが(爆

「ビタミンF」は、重松さんお得意の「幸せをしっかり実感しているわけではないが、とりたてて不幸ではない」中年世代エッセンスがぎっしりでしたね。 私は中では「せっちゃん」がすごく印象的でした。
【2008/03/28 21:30】 | さーにん #- | [edit]
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