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少年動物誌

2008.04.18(15:59)
モンキー博士として有名な河合雅雄さんはまた河合隼雄さんのお兄さんとしても知られている方です。
というわけで、隼雄さんの本に続き、お兄さんの雅雄さんの本の紹介を。

少年動物誌 (福音館文庫)
福音館書店
河合 雅雄(著)平山 英三(イラスト)
発売日:2002-06-14
おすすめ度:5.0

以前の「泣き虫ハァちゃん」を紹介した記事(こちら)の最後で ちらりと雅雄さんの「小さな植物誌」について紹介しました。
今回読んだ「少年動物誌」も、丹波篠山の自然と両親兄弟の愛情に抱かれ、ヒマさえあれば四男ミト君を引き連れて近所の川に魚を採りに行ったり昆虫や蝶を採集したり、毎日泥だらけになって野山を遊びまわっていた様子を綴った点では「小さな植物誌」と同じです。

違いは、、、


違いは、「小さな植物誌」が、少年時代の前半と成人してからの後半とに分かれてるのに対し、「少年動物誌」は一冊まるまる子供の頃の思い出で埋められていること。

どちらかといえば、家で本を読むのが好きだった五男隼雄さんと比べ、三男の雅雄さんは運動神経が抜群で生き物が大好きなガキ大将。
魚や昆虫を探して川や森を走り回り、まあ なんとも、よくぞ死ななかったと、イマドキのお母さんなら腰を抜かすような無茶を懲りもせず毎日毎日繰り返す少年時代の思い出は、思わず吹き出してしまうようなものも、また、生き物の「いのち」について考えさせられ少ししんみりしてしまうものも。

そして、丹波篠山の自然を鮮やかに描写する筆力が素晴らしいです。
子供の頃の風景をあのように つぶさに思い出し表現できるのは、それだけ自然が豊かだったせいなのか、それとも雅雄さんの感受性や記憶力のおかげなのか・・・
自分の子供時代を思い出しても、なんだかぼんやりした絵しか頭に浮かばない私には、いずれにしても、そうとう幸せなことだと思えるのです。

丹波篠山には 自然と、在りし日の少年たちの面影を求めて、いまでも熱心なファンがよく訪れるそうです。



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コメント
この河合ご兄弟のこと、全く知りませんでした
いろんなジャンルの本を読んだほうがいいと思いつつ、いつもミステリや小説ばかりです
さーにんさんの丁寧な解説で読んだ気分にさせてもらっちゃいました``r(^^;)ポリポリ

今の日本にこんな少年時代を送れている子供が何人いるでしょうか。
こんな風に振り返れる子供時代を持ってもらいたいです。


【2008/04/18 16:21】 | sara #- | [edit]
私もお友達に教えてもらって、知ったのはほんの1,2年前なんです~。

どの子にも、幸せで振り返れる子供時代を送って欲しいですよね。
雅雄さんの場合は、生き物好きが高じて職業になり有名な学者になったわけですから、そんなふうになれたらサイコーです。

【2008/04/18 19:15】 | さーにん #- | [edit]
確かにこのような幼少時代を過ごせる環境は、
少なくなっていますよね。
それでも、自然を楽しみ、そこからあらゆることを学び、
感受性も磨けたら、素敵なこと。
子供本人もそうですが、何より大人もと、考えます。
【2008/04/19 01:30】 | ryoko #- | [edit]
ryokoさん

おっしゃるとおりだと思います。
そして、今の時代は自然が少ないといいますが、それでもその気になればコンクリートだらけの我が家の近所でも自然の営みって観察する事ができるんですよね。
【2008/04/19 12:04】 | さーにん #- | [edit]
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