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頭のうちどころが悪かった熊の話

2008.05.19(13:07)
頭のうちどころが悪かった熊の話頭のうちどころが悪かった熊の話
(2007/04/02)
安東 みきえ

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7編の短いお話しで構成された この本は、一遍の短さもさることながら、一文一文も短くて とても読みやすいです。
短いけれども その中に詩的で美しい描写が織り込まれていたり、ダジャレのような楽しい語呂合わせがあったりで、内容はかなり充実しています。

どのお話も動物が主人公です。
トラは自分が食べたキツネの失われた人生を思って悲しみ、カラスは真っ白で美しいシラサギと友達になることに憧れ、飛べないダチョウは自分が鳥であることにどんな意味があるのかと悩みます。
どの動物にも憎めない愛嬌を感じるのは、それぞれの動物たちが人生について生真面目に考え向き合っている姿って、はためからはどこか滑稽に見えるからなのかもしれません。

人生について生真面目に考える、そう、だから この本は、読む人によっては ちょっと哲学的な香りを感じるかもしれません。
というか私がそうだった って話しですが。

哲学って、つかみどころがなくて、そのくせなんだかエラソーで、ホント私は苦手なのよね。
大きな声じゃ言えないけど、あんなに流行った「ソフィーの世界」も「14歳からの哲学」も、はじめの20ページくらいで挫折しちゃったし・・。
高校生の頃、サルトルとかボーヴォワールとか読んだけど、単に読むことに意義を感じてただけで内容はさっぱり理解してなかったし。
そういえば「水いらず」はいまでもなんだか気になる。もう1度読んでみようか。

この本を読んだあと、内容を振り返っていたら いつの間にか ↑ のようなことを考えていたんですね。
・・なんで今頃サルトルが出てくるんだっけ?? 
で。
ああ、そうか
「頭のうちどころが悪かった熊の話」って私には哲学的な本って捉え方なんだと気づいたと(笑)。

でも、この本は つかみどころがなくて難しいなんてことは全然ないですし、ちっともエラソーじゃないです。
むしろ可愛らしくて、とても読みやすいです。
さらりと読んで楽しかったと満足するもよし、それぞれの動物の生き方に思いを馳せしばし哲学的思索を楽しむのもよし。
いろんな読み方ができるので、読んで、なんとなく得したような気持ちになれる本 かもしれません。
もちろん私は前者なわけですが。

ソフィーの世界―哲学者からの不思議な手紙ソフィーの世界―哲学者からの不思議な手紙
(1995/06)
ヨースタイン ゴルデル

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14歳からの哲学―考えるための教科書14歳からの哲学―考えるための教科書
(2003/03/20)
池田 晶子

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コメント
この本、題名に惹かれました^^
表紙の熊もいいなあ

内容も面白そうですね
自分とは、人生とはって考えるのは人間だけじゃないというか、自分だけじゃなくてみんな考えてるって気がします
また読みたい本が増えました

私も哲学は「哲学」の雰囲気にあこがれた時期がありました
でも西洋と東洋の哲学は違うし突き詰めるとややこしそうだとなんとなく感じたんですよね^^;



【2008/05/19 18:41】 | sara #- | [edit]
saraさんこんばんは(*^^*)

そうそう、この本の挿絵、ちょっとキモ可愛い感じで今風っていうんでしょうか、表紙のもいいですが、中にところどころ入っている挿絵もすごくいいです。
特に私が気に入ったのは、池の中におたまじゃくしの兄弟がいっぱい泳いでいる挿絵で・・
手に取る機会があったら、ぜひチェックしてみてください♪
哲学は東洋と西洋で違いがあるんですか。
うーむ、saraさんは違いが分かるほどには哲学をかじっているとお見受けしました。さすがでございます!

【2008/05/19 21:24】 | さーにん #- | [edit]
哲学的なことは、とっつきにくいところがありますよね。
若い時は、少なからず興味もあり、そう言った本を何冊か読んだことがあります。
そして私自身、自分でも小難しいところがあると思います。
それはそれで、自分なんだし、長所として捉えようとは思うのですが、
たまに意固地になる自分が嫌になる時さえあります。

ただ、気難しいのではなく、面白みのある人間に憧れもしますね。
そんな私には、うってつけの本かもしれません。
【2008/05/19 23:01】 | ryoko #- | [edit]
なるほどぉ
面白そうですねぇ
こういうのって子どもに聞かせると良いかも。
簡単そうで難しそうで考えさせられそうな
ほんと掴み所がなさそうな本ですね。
ポチっと
【2008/05/20 13:24】 | たかぴっぴっぴ #- | [edit]
ryokoさん
私も、自分のことイヤだなあと思うところ、いっぱいあります!つまらない人間だなあとも思うし・・自分に比べれば、どの人も本当に立派に思えるし、、、って言うと、いつも驚かれてしまうんですが。普段の態度が、どうも、よっぽどそうは見えないようで(^ ^;)ゞ
最近は、嫌なところもいろいろあって直せない自分だけどそれでもなかなか頑張ってる、って思えればいいのかなと考えてます。

たかぴっぴっぴさん

わたしも、この本子供に良いかも!と思います。
余計なことを考えずに、まっすぐ読んで、心に何かを感じたり、何かが残る。。
そういう読み方が良いように思うのですが、それを難無くこなすのはやっぱり子供ですものね。
【2008/05/21 09:49】 | さーにん #- | [edit]
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